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  • 歴史を知れる
  • 特集_サブ②

清水寺に行くなら必ず寄りたい、あの世とこの世の境界線「轆轤町」

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轆轤町(Rokuro-cho)

京都の変わった地名

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皆さんは自分が住んでいる場所の地名の由来を知っていますか?

日本には普段何気なく使っている地名でも、実はとても意味深な由来だったりする場合が多くあります。

特に京都はその昔1000年ほど首都だっため、それぞれの土地に多くの歴史が残っており、特に変わった地名が多く存在しています。

今回はその中のとっておきの1つをご紹介しましょう。

轆轤町(Rokuro-cho)

今回ご紹介するのは「轆轤(ろくろ)町」。日本語で轆轤というと…

rokuro

陶芸に使われる轆轤や…

 

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日本昔ばなしによくでてくる首の長い妖怪ろくろ首

 

がありますが、そのどれもが今回のお話には一切関係ありません。
実はこの「轆轤」には何の意味もありません。轆轤町という名前は、江戸時代に役人がそれまでの名前が不吉すぎるからと勝手に改名を行った地名なのです。

ではそこまでの地名はいったい何だったのか。

髑髏町(Dokuro-cho)

その昔、鳥辺野という清水寺近くの場所は遺体の火葬場でした。しかし人々は山を登って遺体を持っていくのが面倒だったため、髑髏町近くの鴨川へよく遺体を棄てていました。

古い鴨川はよく洪水を起こし、棄てられた遺体があちらこちらに散乱していたといいます。

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髑髏町には「六道の辻」というあの世とこの世の境と言われている場所があります。

あちらこちらに散乱していた遺体はこの六道の辻を目当てにかき集められ、いつしか町には人骨が溢れかえるように…。

そうして髑髏町は誕生しました。

他の観光地に近い!

この轆轤町には小さな寺が数箇所ある程度で、あまり目立った建物はありません。ですが歴史の深い面白い町です!

清水寺には徒歩12分、安井金比羅宮には徒歩8分で行けるようなアクセスのよい場所にあります。

近くに来たなら必ず寄って欲しい面白いお店をご紹介しましょう!

日本で一番古い飴屋「みなとや幽霊子育飴本舗」

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こちらがその飴屋さん。京都での創業がイギリス東インド会社創設(1600年)の前年だというのだから驚き!

京都でお店を出される前は福井でお店をやっていたとのことで、全て合わせると創業500年近いのだとか…。女将さんは20代目だそうです!

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こちらがその日本一古い飴「幽霊子育飴」です。なんとも怪しい響き…。
幽霊子育飴の名前の由来は、轆轤町が髑髏町だった時代に死んで幽霊となった母親が子どもを育てるために毎晩毎晩飴を買いに来ていたから…なんだそうです。

幽霊子育飴はあのゲゲゲの鬼太郎のモチーフであることで有名です。

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飴は昔なつかしのべっこう飴! やわらかな味で気がつくといくつも食べてしまっています! 一袋500円です。ひやしあめ用の砕きカスも100円で販売しています。

いかがでしたか?

かつては遺体の捨場だった…と思いながら歩く轆轤町は、なんだか背後が気になってしょうがないです。

轆轤町の詳しい地図は以下 からチェックしてください!

【Google Map】

Rokudo chinkou temple(六道珍皇寺)

Minatoya yuurei kosodate ame honpo(みなとや幽霊子育飴本舗)